今後のイベント
過去のイベント
フィンランドのメンバーが参加した、またはフィンランドで開催された薙刀に関する過去のイベントリスト。
- 2015年5月14日 ぎなた演武 ロイフブオリ花見会場にて
- 2015年5月3日 進級試験:6級から2級 ヘルシンキオリンピックスタジアムにて
- 2014年9月5日及び8日 直心影流薙刀術 日本・フィンランド交流合同稽古会
- 2014年9月6日及び7日 新しいなぎなた交流講習会、ヘルシンキ市のヴィーッキ教員養成学校にて
- 2014年8月22日〜24日 国際なぎなた連盟講習会、オランダのアムステルフェーンにて
- 2014年5月24日及び25日 フィンランド剣道連盟主催、剣道、居合道、杖道及びなぎなた道の上級者向け講習会 ヘルシンキにて
- 2014年4月18日 新しいなぎなたイースター講習会
- 2014年2月14日〜16日 新しいなぎなた講習会 サンクトペテルブルクにて
- 2013年11月15日〜17日 直心影流薙刀術 温習会 千葉県にて
- 2013年11月9日〜11日 欧州なぎなた連盟 なぎなた講習会 ベルギーのブリュッセルにて
- 2013年10月18日〜20日 1級及び上段者の為のなぎなた講習会 チェコのプラハにて
- 2013年6月10日 進級試験:6級から2級 ヘルシンキオリンピックスタジアムにて
- 2013年4月9日 新しいなぎなたのコースの設置 水曜日19:00 - 21:00、タパニラにてスポーツセンター") … 2013年8月19日 新しいなぎなたの実演(19:00)タパニラにてスポーツセンター")
- 2013年6月15日及び16日 フィンランド·スウェーデン交流合同稽古会 Eriksdalshallen、ストックホルム、スウェーデン
- 2013年6月7日 20周年記念セミナー ハメーンリンナ剣道クラブにて
- 2013年5月19日 リズムなぎなた演武 ロイフブオリ花見会場にて
- 2013年3月23日 なぎなた紹介講習会 フィンランド、トゥルクにて 剣道クラブ Rendaino
- 2013年3月22日〜24日 英国なぎなた講習会 教士中野ヘレン先生
- 2012年11月11日 進級試験 ヘルシンキオリンピックスタジアムにて-
- 2012年7月10日 特別演習と非公式地区大会(14:00 - 18:00)、ヘルシンキオリンピックスタジアムにて
- 2012年3月9日 ヘルシンキ剣道クラブ気剣体一致クラブのデモンストレーション(秋)
- 2012年8月24日〜26日 国際なぎなた連盟(INF)なぎなたセミナー スウェーデン ウプサラにて
- 2012年6月12日 フィンランドで初めての1級進級試験 ヘルシンキオリンピックスタジアム … 2012年5月17日 なぎなた入門講習会(17:00 - 20時00分)サーリピルッティ コトカにて
- 2012年5月12日及び13日 なぎなたミニ講習会(14:00 - 18:00)ヘルシンキオリンピックスタジアム
- 2012年5月13日 なぎなたのデモンストレーション 花見祭りにて(12時50分)、ヘルシンキ ルオホブオリにて
- 2012年5月6日 なぎなた入門講習会(13:00 - 17時00分)ヘルシンキ タピオラにて
- 2012年2月7日 なぎなたミニ講習会 Kirsi Högglund監督 ヘルシンキにて
- 2009年2月15日 新しいなぎなたの稽古が始まる。創始者ユッカ・パーソネン 彼はまたこのWebサイトの管理責任者でもある。
なぎなたについて
新しいなぎなたは、長い武器(なぎなた)を用いる日本の武道である。 なぎなたは樫の木でできた柄に50センチ長の竹でできた刃を取り付けたもので、全長約2メートルにもなる。 "新しいなぎなた"という呼称は、ただ単に "なぎなた"と呼ばれることが一般的であるが、 武器としては "薙刀(なぎなた)"を使用する。
新しいなぎなたの稽古時に使用する薙刀は、すでに述べたように樫の柄に竹でできた刃をつけたものであるが 本物の薙刀は、博物館などでみることができる金属製の武器である。
通常、稽古時には、二人の稽古者がお互いに技を出し合い、仕掛けたり応じたりする。 このように仕掛けたり応じたり、技を繰り出す間にも基本的なルールが存在するため、 防具を身にまとった稽古中においても、負傷のリスクは極めて低い。
これらのページは、新しいなぎなた(以下、なぎなた)及び直心影流薙刀術(現在は古流と呼ばれるもの)について記載している。 なぎなた及び直心影流薙刀術は両方、基本的な稽古をヘルシンキで、またその他のセミナーもフィンランドの各所で参加することができる。
歴史的には、薙刀は戦場で戦う男性の武器として使用されていたが、家を守る女性の護身用としても使用されていた。
明治以降は、男子の剣道とともに、女子の武道として、その目的も人間形成に重きが置かれ、学校教育の場において実施されるなど、女子の教育の面に貢献してきた。
日本でのなぎなた競技者は9割が女性であるが、外国では男性と女性のバランスは同程度である。
なぎなたの服装は、白い稽古着、稽古帯、紺色か黒色の稽古袴を用いる。稽古帯は白生地を用い、稽古袴の下に装着することで稽古時の服装の乱れを防止する。
服装にかかる費用はだいたい、稽古着と稽古袴で約90ユーロ、武器としてのなぎなたは約80ユーロである。またすこし後に購入するものとして防具がある。防具は試合競技の際に用いられる体を守る鎧であり、頭を守る面、脇下から腹部を守る胴、指先から手首を守る小手、腰からふとももを守る垂れ、それからすねを守るすねで構成されている。 防具の一般的な価格は約600ユーロ程度であるが、これら一式を最初から購入する必要はない。稽古年数や熟練度に応じて必要な時期に必要なものを購入すればよい。